点滴療法
歯科治療とビタミンCの関係

高濃度ビタミンC点滴療法は、歯科治療と組み合わせることで優れた効果が期待できる治療法です。この療法は、インプラント手術などの外科処置後の傷の回復を促進し、痛みや腫れを軽減するほか、歯周病やインプラント周囲炎といった感染症の予防や改善にも役立ちます。ビタミンCを食べ物などで大量に摂取するのは難しいですが、点滴なら血中のビタミンC濃度を効率的に高めることが可能です。
高濃度ビタミンC点滴療法は
このような方におすすめです
- 歯磨きをすると歯肉から血が出る
- 歯肉炎・歯周炎にかかっている
- 歯周病を予防したい
- 歯肉が黒ずんでいる
- 朝すっきりと起きられない
- 飲酒や喫煙の習慣がある
- 頻繁に強いストレスを感じている
- 疲れやだるさを感じている
- 肌や髪の状態が悪い
- 日焼けやシミが気になる
- 免疫力が下がった気がする
- 風邪やインフルエンザにかかりたくない
当院の高濃度ビタミンC点滴療法の流れ
高濃度ビタミンC点滴療法による
さまざまな効果
高濃度ビタミンC点滴療法の
注意事項・副作用
ビタミンCは過剰に摂取しても、体内で必要ない分は尿として排出されるため、通常、深刻な副作用はありません。ただし、腎臓疾患、糖尿病、甲状腺疾患にかかっていて症状が安定していない方や、G6PD欠損症の方は、ビタミンCの点滴を受けることはできません。高濃度ビタミンC点滴を受ける際には、事前にG6PDの血液検査を受けることが必須です。
下記に当てはまる方は
受けることができません
- ビタミンCに対するアレルギー、過敏症のある方
- G6PD欠損症
- 鉄過剰症(ビタミンCは鉄の吸収を促進するため)
- 腎不全
- 脱水状態(利尿効果があるため)
- コントロール不良の糖尿病(脱水を助長するため)
- 高度の心不全(点滴ボリューム負荷により悪化が懸念される場合)
- 腎結石症
注意事項
KANEKO DENTAL OFFICEの点滴療法で使用している医薬品には、日本国内の薬機法(医薬品医療機器等法)で承認を取得していない未承認医薬品が含まれています。また、医師が有効と認めたうえで個人輸入しているものも含まれています。未承認薬の個人輸入は違法ではなく、厚生労働省も認めています(※)。
なお、国内で承認を受けて製造販売されている医薬品・医療機器(生物由来等製品である場合に限る)・再生医療等製品による副作用やウイルス等による感染被害で万が一健康被害があったとき、医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度などの公的な救済制度が適用されますが、未承認医薬品・医療機器・再生医療等製品の使用は救済対象にはなりません。また、承認を受けて製造販売されている医薬品・医療機器・再生医療等製品であっても、原則として決められた効能・効果、用法・用量および使用上の注意に従って使用されていない場合は救済対象にはなりません。
※輸入が規制されている医薬品もあるため、すべての医薬品を個人輸入できるわけではありません。
料金一覧
当院の患者様のための価格でご提供いたします。
G6PDテスト | 11,000円 |
15g | 6,600円 |
25g | 13,200円 |
50g | 22,000円 |
リスク・副作用
高濃度ビタミンC点滴療法にともなう一般的なリスク・副作用
- 機能性や審美性を重視するため自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。
- 点滴を行なうので、一時的に刺入部位やその周囲の痛み、内出血、点滴漏れなどが起こることがあります。
- 点滴にともない、一時的に吐き気や頭痛などを発症することがあります。
- 点滴にともない、一時的に眠気を催したりボーっとしたりすることがあります。
- 水分の過剰摂取になるため、心不全、腎不全の方は受けられません。
- 赤血球の破壊作用があるため、グルコース6リン酸脱水素酸素欠損症の方は受けられません。
- 妊娠中の方は受けられません。