スタッフ紹介

院長あいさつ

予防こそが最も有効な治療と考えています
現在、高齢化社会に突入し、今後の医療のあるべき姿を見直す時期が来ていると感じます。
「病気になったら病院に行く」のではなく「病気にならないような体づくりをする」という考えが大切です。
KANEKO DENTAL OFFICEでは最期まで健康で幸せな人生を送っていただけるような治療をご提供しています。
「自分がされて嫌なことは人にはしない」をモットーに、日々患者様の治療に取り組んでいます。
歯科医としてのミッション
当院では、治療を終えられた患者様にセルフケアの方法をアドバイスしています。さらに、それらをマスターして、周りの方に拡散していただきたいと考えています。なぜなら、高齢化社会かつ少子化にともない、適切にアドバイスできる方が少なくなる一方だからです。予防医学の重要性を浸透させることが、私の理想です。
また、健康寿命と平均寿命は、10年差が開いているというデータがあります。いくら長寿でも10年間寝たきりでは意味がなく、介護する方の負担も大きくなってしまいます。そのような現状を打破するためにも、「アクティブシニア」をつくっていきたいと考えています。「教育」の拡散は自立のためでもあり、自立して人手を借りずに生きられることが、老後の幸せに結びつくはずです。
そこで大切になるのは、やはり「噛み合わせ」です。しっかり噛めていれば脳に刺激が伝わり、認知症を発症しにくくなることもわかっています。つまり、歯の健康を保てれば、アクティブシニアとして元気な老後を過ごせるのです。
そのような方が増えてこそ、世界でも真の長寿国と言えるのではないでしょうか。
理事長/院長 金子 泰英
略歴
1971年 栃木県生まれ
1995年 日本大学歯学部 卒業
1997年 医療法人 KANEKO DENTAL OFFICE 開業
2015年 宇都宮に移転
所属学会・団体
- 日本大学歯学部病理学非常勤講師
- 日本歯周病学会会員
- 日本インプラント臨床研究会会員
- インディアナ州立大学歯学部 客員研究員
- GST主宰
認定証、表彰状
生い立ち
幼少期・学生時代
小学校までは栃木県鹿沼市で過ごしました。周りの友だちは異なる価値観を持っており、皆と同じことをするのが嫌いだったため、いじめに遭うこともありました。
小学5年生のとき、東京の吉祥寺にある親戚の家に行き、都会の景色を見て、田舎育ちだった私の世界観が変わりました。
その後、中学からは埼玉の全寮制の学校に通い、大学は東京の日本大学に進学しました。
スポーツが好きで、小・中学校時代はバスケ、高校時代はテニス、そして現在は陸上競技に取り組んでいます。
歯科医師を目指したきっかけ
父が歯科医師でその長男ということもあり、子どもの頃から周りの人に「将来は歯医者になるんだよ」と言われてきたのですが、正直言ってピンときていませんでした。
しかし、昨年90歳で他界した尊敬する小学校の恩師の一言が、一つのターニングポイントになりました。良いことは良い、だめなことはだめ、と物事をはっきりと言う先生だったのですが、小学校の卒業式の日、私に近づいてきて「あなたは歯医者になるんだよ」とおっしゃったのです。それがきっかけで歯科医師を目指すようになりました。
開業のきっかけ
大学時代を東京で過ごしたということもあり、最先端の東京で開業したいという思いが強かったのですが、母方の祖父が心筋梗塞で倒れて地元に戻ったとき、地域の医療レベルの低さを改めて実感することになりました。それがもとで「地域の医療レベルを引き上げたい」と思い、栃木県で開業することにしました。
その後、鹿沼市で16年ほど運営に携わりましたが、今度は自分が求めている「自由診療」と患者様が求めている「保険診療」にギャップが生じてきてしまいました。また、父も同じ鹿沼市で開業していたので、世間からの比較、親の七光りと思われることにも葛藤がありました。
その後、都心や地元からアクセスしやすい宇都宮市に移転し、いまに至ります。県庁所在地であり栃木県のなかで栄えているということもありますが、自分に共感してくれている方が集まりやすいということも、宇都宮市を選んだ理由のひとつです。
KANEKO DENTAL OFFICEに合う患者様
ひと言でいうと、「健康志向の方」です。
地方ということで高齢者も多く、少子化なため、介護を満足に受けられず病院に行けないという方が多いという現状があります。開業当時から予防医学にはこだわっていますが、「病気になる前にどうしたらいいか」を考えられる方が当院に合うと思います。
治療において心がけていること
「自分がされて嫌なことは人にはしない」をモットーに、日々患者様の治療に取り組んでいます。
当院の治療は自由診療であり、決して低価格ではないため、時間と費用をかけて来院してくださる方に対し、「結果」という形で応えられるよう努めています。
インプラント治療について
虫歯治療とは異なり外科治療なので、歯を削っている方の横で手術をするというような、患者様に対して失礼なことはしたくありません。個別に手術室を設け、空気清浄機などを使って衛生管理をするなど、環境づくりにもこだわっています。
また、例えば「40歳で埋め込んだインプラントが70歳になったらどうなるのか」ということも考えて治療を行なっていく必要があると思います。そのため、激安をうたうインプラントや、倒産するような会社が製造・販売するインプラントは使わないようにしています。
患者様との忘れられないエピソード
最近、13年前に噛み合わせを全て治された80歳の患者様が来院されました。
その方は、当時緑内障の手術を受けて車の運転が怖くなってしまったため、近くの歯科医院に通っておられました。しかし、欠けた前歯を治しに行ったとき、「歳も歳なのでこのままでも…」と断られてしまったとのことです。ご本人としては「治したい!」という想いが強かったため、すがる思いで当院に来てくださいました。
現在、セラミック治療を始められましたが、80歳になられても「歯を白くしたい」「メンテナンスを受けたい」というバイタリティーがあり、そこから私もパワーをもらっています。
医院の今後の展望
インプラントは「埋め込んで終わり」ではなく、「その後どう機能させていくか」ということも重要です。患者様のライフスタイルを把握して、食、運動、睡眠などのアドバイスを行ない、大きなトラブルに見舞われることなく歯を長持ちさせるための教育をしていくことを心がけています。いわゆる患者教育が今後は重要になってくると思っています。
教育し、人から人へと拡散し、予防医学の重要性を世間に浸透させる─、このような後世の育成が必要なのではないでしょうか。
患者様へ一言
「80歳だからインプラントなんてしなくていい」など、日本人は人の目を気にしすぎだと思います。「いつまでも健康でいたい」と思うのであれば、周りの目を気にせず自分を大切にしませんか? 「やりたいことをやる」、それで未来が変わります。当院では、そのような意思を大切にされている患者様に全力で向き合います。
チーフマネージャー 菅沼 薫里

当院に来ていただいた患者様には、「口元のコンプレックスを解消して心から笑えるようになってほしい!」と思っています。そして歯の治療を通じて、いつまでも健康で若々しくいていただきたいと思います。多くの方に「治療して良かった!」「治療して人生が変わった!」と思っていただけるよう、誠心誠意お手伝いさせていただきます。
私の誇れることは、どんなときも笑顔でいられることです。歯科医院は来院しにくいところなので、少しでも患者様の不安を取り除き、安心して治療を受けていただけるよう笑顔で対応することを常に心がけています。
嘘や曲がったこと、中途半端なことが嫌いなので、私自身本当に良いと思ったこと、患者様のためになると思ったことを日々ご説明しています。
【趣味】
ゴルフ、旅行、エアロビ・ズンバ、釣り(夫の趣味に付き合わされています 笑)
院長著書・共著
院長著書

「予防弱者 知らぬ間に不健康に陥る日本人」
単行本: 158ページ
出版社: 幻冬舎
言語: 日本語
ISBN-10: 4344936914
ISBN-13: 978-4344936911
発売日: 2021/11
ご購入方法

「あなたの歯のかみ合わせのコンプレックスを幸せにかえてみませんか?」
単行本: 167ページ
出版社: 海苑社
言語: 日本語
ISBN-10: 4861640938
ISBN-13: 978-4861640933
発売日: 2011/06
ご購入方法
共著

「これからのデジタル歯科がわかる本:ベーシックからアドバンスまでのエビデンスに基づくインプラント78症例」
単行本: 136ページ
出版社: クインテッセンス出版
言語: 日本語
ISBN-10: 4781209556
ISBN-13: 978-4781209555
発売日: 2023/07

「ペリオ・インプラント再生治療 2022」
単行本: 144ページ
出版社: クインテッセンス出版
言語: 日本語
ISBN-10: 4781208827
ISBN-13: 978-4781208824
発売日: 2022/06

「102症例で知るインプラント日常臨床」
単行本: 136ページ
出版社: クインテッセンス出版
言語: 日本語
ISBN-10: 4781203264
ISBN-13: 978-4781203263
発売日: 2013/08

「重要8キーワードに学ぶすぐ見てわかるインプラント101症例集」
単行本: 136ページ
出版社: クインテッセンス出版
言語: 日本語
ISBN-10: 4781204481
ISBN-13: 978-4781204482
発売日: 2015/08

「今読むべきインパクトの高いインプラント80論文&88症例」
単行本: 144ページ
出版社: クインテッセンス出版
言語: 日本語
ISBN-10: 4781205658
ISBN-13: 978-4781205656
発売日: 2017/07

「インパクトの高いインプラント100論文&80症例世界の最新64種類メンブレン情報付き」
単行本: 141ページ
出版社: クインテッセンス出版
言語: 日本語
ISBN-10: 478120631X
ISBN-13: 978-4781206318
発売日: 2018/07

「インパクトの高いインプラント100論文&80症例世界の最新64種類メンブレン情報付き」
単行本: 176ページ
出版社: クインテッセンス出版
言語: 日本語
ISBN-10: 478120760X
ISBN-13: 978-4781207605
発売日: 2020/7/10
院長論文・学会発表
論文
- 上皮細胞におけるダイオキシン関連遺伝子の発現
- Cencer cell-derived IL-8 induces monocytic THP1 cells to secrete IL-8 via the mltogen-activated protein kinase pathway
- Electrolytically generated acid functional water inhibits NF-kB activity by attenuating nuclear-cytoplasmiz shutting of p65 and p50 subunits
- インプラント摘出症例から採取した細菌に対する二酸化塩素の殺菌効果
- Intra-tumor expresion of MIP-1odemonstartes anti-tumor effects on oral squemous cell carcinoma via chemo-attraction of Mac1+cells
- ヒト口腔扁平上皮癌細胞株におけるプロスタノイド産生触媒sPLA2-XとCOX-2の検出
- 腸管上皮intercellular adhesion molecule-1の発現誘導に関する研究
- 口腔粘膜アレルギー反応における成熟型樹枝状細胞の検出
- Characterization of human dental pulp-derived cell Iines
- Tumour necrosis factor-α-mediated human polymeric immunoglobulin
receptor expression is regulates by both mitogen-activated ptotein kinase and phosphatidylinositol-3-kinase in HT-29 cell line
CRT栃木放送ラジオ番組【ACCENT!】過去放送分
リンク
学会・資格について
「日本口腔インプラント学会口腔インプラント専門医」について
「公益社団法人 日本口腔インプラント学会」は、口腔インプラント学に関わる広い学識と専門的技能を有する歯科医師に対して、「口腔インプラント専門医」の資格を与えています。
○「日本口腔インプラント学会口腔インプラント専門医」資格取得の条件
- 5年以上継続して正会員である。
- 研修施設に通算して5年以上在籍している。
- 専門医教育講座を3回以上受講している。
- 同会学術大会および支部学術大会に8回以上参加している。
- 施行細則に定める所定の研修を修了している。
- 口腔インプラント指導医2名(うち1名は施設長)の推薦を得ている。
- 施行細則に定めるインプラント治療の経験がある。
- ケースプレゼンテーション試験に合格している。
- 同会学術大会または支部学術大会において2回以上発表を行なっている。
- 口腔インプラントに関する論文を同会学会誌または委員会が認める外国雑誌に1編以上発表している。
など
○「日本口腔インプラント学会口腔インプラント専門医」資格保持の条件
- 5年ごとに資格の更新をする。
- 委員会の議を経て、理事会で更新される。
など
詳しくは、「 公益社団法人 日本口腔インプラント学会 専門医制度規程」をご覧ください。
「日本口腔インプラント学会口腔インプラント指導医」について
「公益社団法人 日本口腔インプラント学会」は、口腔インプラント学に関わる広い学識と専門的技能を有する歯科医師に対して、「口腔インプラント専門医」の資格を与えています。
○「日本口腔インプラント学会口腔インプラント指導医」資格取得の条件
- 5年以上継続して正会員である。
- 研修施設に通算して5年以上在籍している。
- 指導医教育講座を3回以上受講している。
- 同会学術大会および支部学術大会に8回以上参加している。
- 施行細則に定める所定の研修を修了している。
- 口腔インプラント指導医2名(うち1名は施設長)の推薦を得ている。
- 施行細則に定めるインプラント治療の経験がある。
- ケースプレゼンテーション試験に合格している。
- 同会学術大会または支部学術大会において2回以上発表を行なっている。
- 口腔インプラントに関する論文を同会学会誌または委員会が認める外国雑誌に1編以上発表している。
など
○「日本口腔インプラント学会口腔インプラント指導医」資格保持の条件
- 5年ごとに資格の更新をする。
- 委員会の議を経て、理事会で更新される。
など
詳しくは、「 公益社団法人 日本口腔インプラント学会 専門医制度規程」をご覧ください。