INFORMATION

お知らせ・ブログ

抜歯と顔面マヒの話

2018.09.29

以前に知り合いから相談を受けた話。

かかりつけの歯科医院で歯周病と診断され

抜歯を行ったそうです。

その後から顔にしびれを感じるようになり

日に日にしびれは増していき、かかりつけの内科に行ったら

大学病院を紹介され「顔面マヒ」と診断された。

これは何が原因で顔面マヒがおきたのでしょう?

患者さんは糖尿病。この時点で内科医と対診して

抜歯に入らなければなりません。僕が聞いた所、担当歯科医も

内科医との連携はできておらず血糖値も非常に高い状態で

抜歯を行っていました。危険ですね。抜歯後もかなりの時間

腫れと痛みが続いたそうです。

糖尿の数値が高いと感染のリスクが高くなり歯周病菌が

臓器のどこにまわるかはわかりませんし、今回のように

神経に感染すれば顔面マヒも併発してもおかしくないでしょう。

口は命の出入り口です。

医療面接のあまい歯科医は多いですが

受ける側(患者)も歯科医にかかるときは

全身状態、かかりつけの内科医、大学病院、飲んでいるお薬は

必ず歯科医に伝えましょう。

それがあなたの身を守るためでもあります。

今回のポイント

・糖尿病と歯周病は大の仲良し、歯周病を治さないと糖尿は治らない
・医科歯科連携
・顔面マヒ
・糖尿の方は薬だけに頼らず食事、筋トレをしましょう!
・カロリー減は間違った食事療法です。

月別アーカイブ

人気のある記事