2019.12.21
低侵襲インプラント
先週のオペケース。
抜歯即時インプラント埋入。
このケースは根っこの先に膿があり、しばらく経過を
診ていましたが治らないため患者さんの同意のもと
抜歯させていただきました。
CTで検査した所、骨の状態も良く、膿も大きくなる前でしたので
抜歯と同時にインプラントを埋入することとしました。
さらにCGF法(血小板のフィブリンを応用する方法)を併用しました。
写真です。
①抜歯した所。支える骨があるためインプラントを埋入。
切開はしてません。
②インプラントを埋入した所。周りには少し隙間がありますよね。
これをCGF、AFGテクニックを使って埋めます。
③ヒーリングアバットにCGFを絡め、隙間を埋めた所。糸は縫ってません。
④術後1週間。
切開を入れず、再生療法を使い、さらに短時間で終わっているため
痛み、腫れはなし。ただしこの方は毎月高濃度ビタミンC点滴療法を
行っているので通常の方よりも免疫力が高いと思います。
いいものを材料を使っているということも大切ですが、
1番大切なのは診断力です。
当院は患者さんの安全を第一に考えたインプラント治療を
行っています。
理事長 金子泰英