2018.12.04
誰も痛いのは嫌だ
こんにちは。
理事長の金子です。
初診で来られた患者さんに「なぜ歯科医院に行きたくないか?」
「なぜ治療を途中でやめてしまうか?」ということを
聞いてみると大半は「麻酔が痛い」と答えます。
確かに痛い麻酔を何回もされると思うと治療に行きたくなくなりますよね。
それで治療が途中になり歯を失ってしまう方は少なくありません。
それについては我々歯科医師側も「痛くない麻酔」を考えなくてはなりません。
私は学生の頃、いい指導医に当たったので実は今でいう研修医の頃から
痛くない麻酔の仕方を知っていました。
針のさし方についてはセンスが必要になるので教えるのは難しいですが
実はもっと簡単にできることがあるんです。その方法を教えます。
ポイント1
麻酔液を温めておく。
体温と同じ温度にすると痛くありません。冷たいから痛いんです。
ポイント2
表面麻酔をする。これをやることで針を刺すときの痛みはかなり減ります。
ポイント3
1番重要。ゆっくり入れる。強圧で入れるとものすごく痛いです。
最近は速度が調整できる電動注射器がありますので
これを使っているところは親切です。
当院では痛みについては非常に気を使ってますので
麻酔が嫌いな方でも安心してかかることが出来ます。
もしそれでも怖いという方は
眠っている間に治療ができる静脈内鎮静法を併用して
行えばストレスなく治療を行うことが出来ます。
今年もあと1ヶ月ですね。
何かと忙しい12月ですが体調管理は十分気を付けて下さいね。