最近咬めなくて悩んでいる方のご相談が多いです。

美味しいものが食べれないのはつまらないですよね。

また人と話すのに入れ歯がガタガタしていたら

話したくなくなりますし、

外にも出たくならなくなりますよね。

そうなると性格も暗くなる、生きていて楽しくなくなる。

確実にボケますね。

いいことは全くありません。

歯がない方は入れ歯か、インプラントかの選択肢かありません。

快適にしたいと考えインプラント治療を選択すれば

金額はそれなりに高くなります。

金額の比較だけ見れば患者さんはこう言います。

「金額が高いので入れ歯でお願いします」

実際入れ歯を入れると10人のうち9人は受け入れられません。

※あくまでも当院の場合の話です。

そのまま入れ歯を入れずにいると

丸呑みになるため胃の負担も大きくなります。

顔の筋肉もゆがみすごく老けた感じになります。

そうならないためにはやはり快適なかみ合わせを

インプラントで作るしかないんですね。

当院では初めに入れ歯を選択しても入れ歯が受け入れられず

インプラントに変更する方がほとんどです。

そうなると費用が余計にかかってしまった事になります。

これも事前には説明するんですけどね。

この写真の方もそうでした。

これはすれ違い咬合と言って歯は残っていますが

配置が悪いためかみ合っていません。

入れ歯だけでかみ合わせを作るのは非常に難しい症例です。

費用の面を気にしていて初めは入れ歯を選択しましたが、

最終的にはすべてインプラントになりました。

遠回りした分の費用は残念ながらかかってしまいました。

術前

術後

治療後はなんでも咬めて、歯がきれいになりほかの人から

若返ったと言われるそうです。

現在75歳。悩んだけどインプラントにしてよかったと言っていただきました。

インプラント治療を受けた患者さんは皆、同じこと言います。

話は変わります。

最近来院された患者さんでこの写真と同じ歯の配置の方が来院されました。

歯の本数、条件が悪いため、インプラントを使ったコーヌスクローネ法と

無理に歯を残さずすべてインプラントで対応し固定式のブリッジにする方法の

選択肢を出しましたが、

なぜかマグネット義歯（磁石）にこだわって

他院に行きマグネット義歯を作ってもらったそうです。

マグネットは歯の位置により入れ歯が壊れるため

当院では進めませんでした。そのためマグネットをやってくれるところを

探したのでしょう。これは腹腔鏡手術にこだわった川島なお美さんの選び方と

似ています。結果どうなったかは皆さんご存知ですよね？

結局、咬めない、しゃべりにくいと

再度来院されましたがかなりの歯にマグネットが入っていて

当初よりも治療がやりにくくなり

金額が高くなってしまったため、あきらめてしまいました。

残念ですね。

私は人生の選択を間違える方はいつも間違うと

思っています。何においても。

昨年、私は歯科治療で悪性リンパ腫を治しました。

我々は人生を変える歯科治療をしていますので

その分の責任をもって治療にあたっています。

それを理解してくださる方の

お力になりたいと思っています。　　　　　

理事長金子泰英

今回のポイント

・インプラント治療は咬めるし、快適。
・遠回りするのもいいが金額は余計にかかります。
・人生の選択を間違う患者は常にいい医師には当たらない。
・信頼関係ができて治療はうまくいく。
・健康のための自己投資は絶対必要。

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