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インプラントができないと言われた方

「インプラント手術と再生療法」

先日、他院にて年齢が高いからインプラントはできないと言われた方が来院されました。
インプラント治療を行うのに年齢は関係ありません。健康であればどなたでも大丈夫です。
問題はインプラントを入れるところに骨があるかどうかです。では、ない場合はどうするか?骨を作ります。GBR(骨造成)といいます。どうやって作るか?当院では再生療法を行います。人の体は通常、怪我で血管に傷がつき血が出ると、血液中の血小板が集まって血管の穴を埋めるために、血液を固める成分(凝固因子)が放出され、フィブリンという物質が作られ、傷の治りを促進させます。
インプラント治療では、骨が足りない場所にCGFを填入したり、膜状にして骨を覆って骨の再生・治癒を促進したりするのに使用します。 CGFは添加物を入れずに、ご自身の血液のみで生成できるので、従来の骨移植で懸念されていたアレルギーや感染のリスクが軽減し、より安全に、患者様のお体への負担が少ない治療が期待できます。

CGF(Concentrated Growth Factors)とは、専用の遠心分離器で患者様ご自身の血液を遠心分離して生成したフィブリンと傷の治癒や組織の再生に有効な血小板や成長因子を濃縮したゲル状の塊です。遠心分離器の回転数を精密にコントロールして遠心分離することで、血を固めようとする血液の成分(凝固因子)が刺激されて、ご自身の血液のみから作られる完全自己血液由来のフィブリンゲルです。