2020.03.16
コロナウィルス対策はしていません、なぜならいつもやっていることだから。
こういう時によく標的にされるのが歯科医院。
待合室での感染するリスクがあるということであろう。
確かに口の中を治療するので院内感染するリスクは高いでしょう。
ですが、全部一緒にしないでほしいですね。
当院ではコロナウィルスの問題が出る前から
院内感染には十分注意しています。
保身のために言っておきます。
①院内から出るすべての水は殺菌水が入っています。
勿論検査済。
②器具は使用後、次亜塩素酸水にひたし、高圧洗浄機にかけてから
滅菌しています。日付けも書いていますので1ヶ月を経過したものは
再滅菌しています。
③治療用椅子は治療前後に次亜塩素酸水で拭き、
床、ドアノブ等はすべて毎日次亜塩素酸水で拭いています。
④手袋は使いまわしはしていません。
私が注意しているのを聞いたことある方もいると思いますが、
治療中、アシスタントが床に落ちたものを拾ったら、
手袋はかえさせています。その手で患者さんの治療にあたってほしくないからです。
これは結構アバウトな歯科医院多いです。
⑤待合室、診療室にはジアイーノが入っています。
またオペ室の天井には治療中飛び散った粉塵を
吸ってくれる器機が付いています。
当院にかかっている患者様は他の人から言われるらしいです。
「こんな時に歯医者に行って大丈夫なの?」と。
うちの患者様はこう答えてくれたそうです。
「私がかかっている歯科医院は逆に安全よ」と。
滅菌、消毒に関しては患者様には見えないところであり、
コストもかなりかかります。見えないから手を抜くのではなく
「自分がやられて嫌なことは人にもしない」
この信念のもと、今後も治療にあたっていきたいと思います。
口は万病のもと。細菌やウイルスが入るのは
口と鼻
口に中をきれいにしておくことが感染のリスクを減らします。
理事長 金子泰英