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糖尿病だとインプラントできないんですか?

明けましておめでとうございます。
今年も患者様のためになるブログを
おおく出していきたいと思います。

2020年10月に入れ歯がガタつき咬めないため
インプラント希望で見えた
患者様の口腔内写真です。(こういう症例やりがいがありますね)



奥歯が咬んでいません

見ての通り、かみ合わせが悪いため食べれない、
入れ歯安定剤と入れていないとはずれてしまうため
会話もうまくできない状態でした。

患者さんの目的は健康になりたいです。
糖尿病治療をしていますが、あまりよくはならない。
それはそうですよね。抜歯適応の歯周病の歯を無理やり残してますからね。

治療計画として上の入れ歯が落ちるのが困るということで
上はインプラントブリッジに
下は動かなければいいということで入れ歯で治すこととしました。

術後(上の歯はインプラントブリッジ)

※歯と歯茎のさかえ目のところが黒く見えるところがありますが
これはチタンの色になります。今回は清掃性を考えてこのような形にしています。

下は入れ歯

上は鼻の空洞を持ち上げる手術(サイナスリフト)が必要だったため
治療期間は約1年かかっていますが
患者さんの希望通りの計画で治療を終えました。
特に糖尿病の方は感染しやすいので
メインテナンスは絶対条件ということを
忘れないでくださいね。

因みに糖尿の数値は1番悪かったときはHba1c8
最近は6.3とかなり下がりました。
きちんと歯の治療もすれば体もよくなるということです。

理事長 金子泰英