1984年1月30日、池におぼれていた小学生を

勇気ある3人の中学生が人命救助した。

その一人が私です。

人生の中でこれだけは自慢できること。

当時全寮制の学校に行っていた私は

放課後、自分の部屋から外を眺めていた。

学校の敷地外にあった池で5人の小学生が

ジャンプしながら遊んでいた。

池は氷がはっていたがまさか割れることはないだろうと

思い見ていたが、そのまさかが起きた。

5人の小学生が一気に池の中に落ちた。

その瞬間に私は部屋から飛び出し池に向かって走り、

友人と一緒にフェンスを乗り越え

助けに行った。

池に到着した時

4人の小学生は自力で池から上がっていたが

残りの一人は自力で上がれず

溺れる寸前だった。

僕ら3人はその子を引き上げ

無事助けることができた。

さらに氷も割れる心配も

あったが、私の体が軽かったのが

よかったのだろう。

その時、ちびでも

やれば何でもできると

思ったのである。

これをきっかけに

私の危機管理能力は人より

優れたものになったのであろう。

1番はそのように育ててくれた親に感謝。

 

その時警察署からいただいた感謝状です。

 

 

37年経った今日。

誰がこんな世の中になると予想できただろう。

便利になった世の中。しかし状況が変わった今、

私は人間力を試されていると

思っている。

ごく一部の方は情報に振り回され

人を攻撃し、正義中毒にかかっている

人さえいる。

今、本当に大切なことは何？

感染した人をつるしあげること？

違いますよね？

みんなで協力しあい、困っている人を助けることですよね。

一つ言っておきます。

今までウィルス退治できたのは天然痘ウィルスだけです。

ウィルスは完全消失は出来ないんです。

ならば皆さん、考え方を変えた方がいいと思いませんか。

そうすれば元の生活スタイルに戻れると思います。

 

理事長　　金子泰英