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保険信者は損をする

2026.10.29

保険信者は損をする

 

「保険証一枚あれば診てもらえる」——これは日本が世界に誇れる医療制度です。私自身、そのありがたさを否定するつもりは一切ありません。

しかし、少し立ち止まって考えてみてください。

アメリカでは、盲腸で緊急搬送されても、お金がなければその場で手術をしてもらえないことがあります。手術費用は日本円で30〜40万円。それが現実です。それを「どうかと思う」と感じつつも、それほど医療が高いということの裏返しでもあります。

日本の医療は先進国の中でも「激安」の部類に入ります。それはまぎれもない事実。でも、「安いから大丈夫」という思い込みが、歯科においては命取りになりかねないと私は言いたいのです。

口の中に入れられているもの、ご存じですか?

保険診療の歯科治療で使われる金属、いわゆる「銀歯(パラジウム合金)」は、今やその材料費の高騰により、歯医者が使えば赤字になるほどです。そのため多くの医院が「白い歯」の代替品を提供していますが、その多くはセラミックではなく接着の弱いレジン系素材。すぐ外れる、割れる——これが現実です。

そのような素材を、毎日何千回と咀嚼の力がかかる口の中に入れていいのでしょうか。

「噛む」ことは、生きる力そのものです

噛む機能が低下すると、人は自然と柔らかい食べ物を好むようになります。うどん、そば、ラーメン——炭水化物が中心になっていきます。

しかし今、アメリカの最新栄養研究でも明らかになっていることがあります。「カロリーを減らせばいい」という時代は終わった。必要なのはたんぱく質だ、と。

たんぱく質が不足すれば筋肉の合成が追いつかない。筋肉量が落ちれば転倒・骨折リスクが上昇する。そして入院・寝たきりへ——。

噛めない → 炭水化物過多 → たんぱく質不足 → 筋肉低下 → 転倒・入院 → そのまま……。

これは決して大げさな話ではなく、日本で毎日起きている現実です。

私自身が実践していること

私は日々ジムでトレーニングをし、食事の質に徹底的にこだわっています。マスターズ陸上の競技者として、身体のパフォーマンスを高く保つために。

その根底にあるのは、「しっかり噛める歯」です。歯があるからこそ、肉を食べられる。たんぱく質を摂れる。筋肉を維持できる。競技に出られる。——すべてはつながっています。

院長からの正直な一言

「保険で直せるからいい」——それはある意味では正解です。しかし「安いから、とりあえず保険でいい」という発想は、長い目で見ると大きな損につながります。大切なのは何を口の中に入れるか、そしてその歯でどう生きるか、です。歯を「安く済ませる部位」と考えている限り、本当の意味での健康は手に入りません。

ぜひ一度、自分の口の中を見直してみてください。歯は、あなたの人生の質を決める入り口です。


金子デンタルオフィス|宇都宮市南大通り1-3-8|TEL: 028-688-8100

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